2.2 物理学:絶対的客観は存在しない
現代の物理学の世界では、従来の考え方に疑問符がつけられています。古典的なニュートン力学の時代には、物理学は絶対的客観性を主張しました。主観的な感覚や経験は無視され、客観的事実が重視されました。しかし、アインシュタインの相対性理論や量子力学の発展により、この考え方が揺らぎ始めました。
例えば、有名な二重スリット実験では、電子が粒子として振る舞うか波動として振る舞うかが、観測者の観測方法によって変わることが示されました。これは、観測者の介入が物理現象に影響を与えることを示唆しています。つまり、客観的な観測は不可能であるということです。

絶対的客観性は存在しないという見方が、現代の物理学では一般的です。私たちの体の中にも、観測者の観測方法によって、粒子にもなり、波動にもなる電子がたくさん含まれています。これは、経営やマネジメントにおいても重要な示唆を与えます。数字やデータにのみ頼るのではなく、参加型のアプローチが求められることを意味します。私たちはこの世界の一部であり、主体的に関わることで、より健全な解釈や未来を築くことができるのです。
このような最新の物理学の発展が、従来の理論から離れ、いわゆるスピリチュアル系と呼ばれる知見に近づいていく様子は、不思議な印象を多くの人々に与えます。もしかすると昔の人々は、現代物理学の知見を直感的に知っていたということなのかもしれません。


